お正月3日目の夜、みなさまいかがお過ごしですか?
わたしは明日から仕事なのでちょい憂鬱なんでその気分をワインで散じようとしております。元旦からあけているBressamのEgoもあと残り少し・・・経過を見たい気持ちと飲みたい誘惑の間でゆれる悩ましい日々を過ごしましたw
さて、お正月2日目も素敵なワインをあけたのでそのお話を
ひらかないことはわかっていたんだけれども
2日目は、La CastelladaのBianco VRH 2011をあけました。このかたはフリウリを代表する自然派のつくり手さんの一人で、グラヴネルとかラディコンと並び評される巨匠のおひとり。
先日参加したエッセンティアさんのフリウリワイン飲み比べで頂いたときにちょっと心残りだったのが、このVRHがあまり開いていない印象だったこと。
抜栓1日目か2日目だったと思うのですが、非常にパワフルで芳醇な最初の香りからして、すっと余韻が消えてしまう印象。もっときみいけるんじゃないの、的な印象でした。
次週のイベントで残りのワインを出すというお話だったのですが、体調不良でいけなかったんですよね・・・あれから味がどうなったか気になりすぎて、ふと夜寝る前に思い出してしまうぐらい(オタク・・・)
新年の素敵ワインを大切なひとたちと
わたしのリアルの知り合いで、同じくマニアックにワインを語れる友人は数少ないのですが、(イタリアしかも自然派好き人口比からして当たり前の話ですが)彼と大切な友達と家族で飲み会をすることになったので、諭吉一枚分ぐらいはたいて張り切ってもっていきましたっ。まあ、味をあーだこうだ語りたかっただけの自分の都合なんですがw
年明けから抜栓しまして
2日にポテンシャル開花的にもっていきたかったので、年明けすぐから待ち構えたように抜栓っ(気合入りすぎ)が、香りが全然ひらいていない。
元旦の夜に味見しても香りがでてきたようで出てきてない感じ。2日の夜にひらくのかとドキドキでした・・・
3日目にようやく開花
ひらいてなかったらどうしようと思っていた3日目、がつんと花開いてましたよ香りが、万歳(言い方・・・)アプリコットのような蜜のような、シェリー酒のような華やかで古酒のようなニュアンスの香りが強烈に迫ってくるような。圧巻。
でも、おまえもうちょっと頑張れる子なんちゃうか・・・
とはいえ、最初に飲んだときの印象と同じく、最初の強烈な香りと味わいに比べたら、すっと去ってしまうような印象。もうちょっと余韻があってもよいような。旅館でものすごく美人で雰囲気のよい女将がきてお辞儀をしたと思ったら、すたこらさっさと去ってしまったような残念感あります(伝われっ)
ということで、しばらく経過観察として少しおいて味見しつつ飲むことにしました。
いいワインなのでもっとゆったり飲めばと思うのですが、理科の実験的に飲んでしまうのがオタクの悲しいところ。
この日はロゼシャンからはじめて、VRFときて、フランスのブルゴーニュのとてもいいワイン(VOLNAY 1erCru Clos des Angles2011)もいただけたのでとても贅沢な日でした。
ロゼシャンパンは中華とおせち、VRFとブルゴーニュはチーズと最高に相性が良かったです。
はー、贅沢した。これからは庶民の食卓&ワインズに戻りますが、みなさまもワインとの素敵な時間を
ではまた
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名前:#VRH
ヴィンテージ:2011
生産地:#フリウリ #オスラーヴィア
つくり手:#La Castellada
主な品種:#シャルドネ、ソーヴィニョン
インポーター:#ヴィナイオータ
香り:熟したアプリコット、はちみつ、シェリー酒、樽
味わい:凝縮感、ふくよかな果実味、わりとパンチのあるタンニン
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