こんばんは。お天気の良かった11月の火曜日の晩、いかがお過ごしでしたか?
わたしはけっこうハードな日でした。みなさまの素敵なワインポストが心の癒しです。
で、今日は先日からあけていた、ワインのお話を少し。
ちょっと期待度が上がってしまって損している感がある・・・
先日からあけていたのは、Fratelli PonteのRoero Arneis Levi Lavel 2021でした。
1か月前ぐらいから、ピエモンテの沼にはまっていて、そこでみつけた自然派のワインです。ラベルが、グラッパで有名な方の作画なので、その関連のワインと思われがちですが、交友があったため、作画を依頼し、敬意をこめていまでもその画を使っている、みたいなイタリアらしいエピソードのあるワインです。
アルネイスといえば、華やかさの強い芳香のあるそこそこインパクトのあるワインですが、こちらはその華やかさがありつつも、とても控えめで、はかなさがあるぐらいです。
これ以前に飲んだCassina Roeraのアルネイスがとても華やかでインパクトがったのですが、それに比べるととても軽やかで繊細なワインです。
世の中に散らばっているこのワインの口コミも様々で、爽やかで繊細ながらお花のような美しさを好まれる人もいらっしゃれば、確かにグラッパの巨匠のラベルのインパクトとアルネイスの華やかな印象に物足りなさを感じられる人もいらっしゃるようでした。
個人的には癒しでしかない、この繊細さ、はかなげさ
最初にあわせた料理がキムチ鍋だったので、うぉ、ごめんなさい、という感じでした。
湯豆腐などとあわせたのですが、だしパックのそこそこしっかりした味わいになんとなくよりそいつつも、ちょっと違う気が。
一番あったのは、柿と生ハムをあわせたサラダだったかな・・・果物ややさしい味わいのチーズとつつましやかに身を寄せ合っている感のあるワインです。
何かの間をうめてくれるワインとして
個人的に、何をあわせるのかという話となると、ちょっと息を抜きたい時間かなと思います。
常々思っているのですが、ワインは食べ物よりも、自分のタイミング(時間)にあわせたいと思っています。
このワインはお風呂上りに、、仕事が終わって家事の合間に、疲れていろいろあった日の食事との間に何かを挟みたいときにいただ生きたいかなと。
日常には、大きな労力を要する何かと何かをつなげたい時間があると思います。そこにしなやかによりそってくれるワインかなと思いました。
自然派といえば、イタリアワインといえばよくも悪くも主張が強いなかでこういうワインはけっこう貴重なのではと。(そして飲み手も個性派ぞろいw)
みなさまも素敵なワインとの時間を
ではまた
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名前:#Roero Arneis Levi Lavel
ヴィンテージ:2021
生産地:#ピエモンテ
つくり手:#Fratelli Ponte
主な品種:アルネイス
インポーター:#オーバーシーズ
香り:くちなし、カモミール的なハーブさ
味わい:フレッシュ、ふくよかさがそこそこある果実味、軽めながら余韻はそこそこ
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