秋深まり、空気がつめたくも晴れやかだった水曜日の夜、みなさまいかがお過ごしですか？
わたしは、子育てワンオペデーだったので、スイーティな暴君が眠りについてから、疲労をいやすべく、がっつり系のパスタを作りました。
パスタは簡単なようで奥深く、工程も多めなのと洗い物も鍋ふたつはでて、近くに文句なく美味しいパスタをいただけるお店があるのであまり家では作りません。
が、唯一作るのが明太子のパスタ。これだけは工程少な目かつ、素材の味が9割なのでテクニックいらずで美味しいく材料費に課金したらいけるところが好きです。
さて、目利きの魚屋さんが選んだ、むっちりうま味のある明太子を発酵エシレバターであえて、からすみパウダーをまぶした（昆布茶とか入れません）シンプルなのに贅沢なパスタとあわせたのは、CrealtoのFlora2019です。
作り方（レシピとも言えぬ）はパスタ（フジッリ）がゆだったら、ボウルにいれて、暑いうちに明太子のほぐしたのとバターとオリーブオイルを入れて混ぜるだけ。今日は紫蘇の葉がないので、レモンをたっぷりふって、からすみをお好きなだけ。
それをどかっと皿に盛るだけの豪快男の料理的なものです。なぜかつくる料理のあたまに「男の」という冠をつけるとサマになるわたしの料理・・・
ピエモンテの自然派ワインの若手のつくり手さんのワインです。ブドウ品種が「ソーヴィニヨン種」とあって、( ,,`･ω･´)ﾝﾝﾝ？ソーヴィニヨンブランじゃないの？という感じですが、たしかにいわゆるソーヴィニヨンブランとは違うような味わいです。
開けたては還元臭が強くミネラルが立った固い香りですが、ゆっくりのんでいると開いてきて、2日目には還元臭はわずかで、オレンジの皮や果林をおもわせるような濃縮感のある柑橘集でさわやかながら味わい深いワインとなりました。
還元臭があるおかげか？たらこの旨味ともけんかせず、いい感じでどんどんパスタがすすんでしまう危険なペアリングでした。
今週からは、この素朴な味わいのCrealtoを3本つづけていただきます。素朴な気取らない、素直な味わいなのでかなり好みです。コスパがよいこともありますが、こういう味わいは好きですね。
何かに迷ったらここに還れる、そんな気持ちにさせてくれる、芯の強くて温かみのあるワインだと思いました。
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名前:#Flora
ヴィンテージ：2019
生産地:#ピエモンテ モンフェラート
つくり手:#Crealto
主な品種:#ソーヴィニヨン
インポーター:#トレジャーフロムネイチャー
香り:開けたては還元臭、そこからオレンジの皮、果林
味わい:ドライ、しっかり果実味、余韻はやさしい
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