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日常の食卓にもあう赤 L’acinoのKannazuki2019

やっとやっとの金曜日の夜、みなさまいかがお過ごしですか?

今日は昨日に引き続き和食にあう赤ワインを日常の食事にあわせてみた話。

和食というには雑なうちの料理にもあう赤

イタリアンのシェフが作った、日本の食材を使った繊細なイタリアンには抜群にペアリングしてくれたカラブリア(南イタリア)の赤ですが、家のごはんにもきっとあうはずと思ってあわせてみました。

1日目はシュウマイのとキャベツの蒸し煮と

中華的な濃い目の味付けのごはんともあうとおもったので、あわせるのは手作りシュウマイ(義母がつくって送ってくれた)をキャベツの上にのせて蒸したもの。ル・クルーゼなどの無水鍋を使うと材料入れて火をつけるだけでできてしまうカンタンメニューです。

だしパックも入れているので、魚介と野菜、ひき肉の味があわさった汁がじわっと舌に染みる系ですが、ばっちりラーチノの赤とあいました。

出汁にあうとはいえ、果実のボリュームがわりとあるワインなので、お肉入りの和食にしては少しこってりするようなワインとあうかもしれません。

この日に付け合わせにした焼き芋のサラダ(芋を焼いてレーズン、ナッツ、はちみつを入れてつくる)とぴったでした。このサラダも簡単レシピですが、マヨネーズを入れないのがポイント。マヨネーズで味付けすると合わせるワインを選ぶので、味付けは塩、胡椒、オイル、ホワイトバルサミコ酢とシンプルに。そうするとワインをしっかりあう一皿に。

個人的に芋にあわない自然派ワインはないと思っています。ワインのパートナーとしてはサツマイモisキング。しかしあれですえ、映えないっ。

話はそれましたが、こういう素朴な一皿とこのワインはいうまでもなくベストヒット。

食材のうま味そのままで、シンプルな味付けのものが本当によくあいます。

2日目はブリのグリルと

煮つけや焼き魚と和の味付けを連想しがなブリですが、今回はイタリアンな味付けにしてみました。とはいっても塩、胡椒、オイル、レモンなだけで、つけあわせの野菜とグリルにほりこんで焼いただけですが。

焼いたブリの香ばしさ、ブリのしっかりした魚の油とあいました。白身魚よりブリなどの味に濃くと脂っぽさがあるような魚のほうが相性がいいかもしれません。

この日はイチゴが安かったのでイチゴをルッコラ、生ハムをバルサミコ酢であえたサラダともあいました。フルーツとの相性も悪くない

豆の心配は・・・

ラーチノは好きなつくり手さんでもあるのですが、豆(自然派ワインによくある、抜栓後しばらくするとでてくる不思議な味)の心配は常にあって(前回あけたマリオッコが抜栓2時間後からしっかり豆が跳躍跋扈していた。。。)今回も心配していたのですが2日目はまったく感じずでした。口あたりはよりマイルド、味わいもひらいてきた感触です。

豆は瓶差もあるしヴィンテージもあるし保管の関係もあるのでなんとも言えませんが、今回に関しては大丈夫というとことでした。このKannazukiが少し上級ランクのものだったかもしれませんが。もう一つ上にマリオッコの上級ラインのものがあるのでそれも試してみる予定です。

それではみなさまも素敵なワインとの時間を

ではまた

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名前:#Kannazuki
ヴィンテージ:2019
生産地:#カラブリア
つくり手:#L’acino
主な品種:#マリオッコ
インポーター:#ヴィナイオータ
香り:クランベリー、レッドチェリー
味わい:やさしいアタックの酸、土っぽくもまろかやか果実味、濃やかで優しいタンニン、ゆったりとした余韻
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