火曜日の夜、みなさまいかがお過ごしですか?
今日は先週あけた赤ワインと酒のつまみ系お肉とのペアリングのお話を。
暴れている・・・
そのワインとはDario PrinciciのRosso2019-2020。愛しのダリ男です。ダリオ・プリンチッチのワインは無性に惹かれるところがあって愛と親しみを込めて「ダリ男」という名前で呼んでいます。
白はちょっと家であけるには最近高くなってしまったので、赤ならなと思って久々に家であけました。赤はいろいろなブドウを混醸したスタイルらしく(でも表記はメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン)で、カジュアルながら飲み心地のよい印象だったのでまったりしたかったのです。(最近のは樹齢が高くなったという話だったので心地よい凝縮感を期待していた)
が、口に含むとちょっとごそごそ。角が取れてないブドウの味わいが同士がぶつかりあって暴れておりました。「グジュグジュ」と形容された方がいらっしゃいますが、まさにそんな雰囲気w
落ち着きたかったのに、落ち着かない味だった・・・日々の労働に疲れはてて最後の力を振り絞って抜栓したのに泣
でも、美味しくないわけではない。不思議な透明感があって、あと口が悪いわけでもない。
あと1年ぐらい寝かせると変わるんだろうなと思いつつ、抜栓後少し時間をおいてみることにしました。
暴れているワインには、塩の効いた酒の肴を
抜栓後3日たつと、それなりに味がこなれてきたような気もして(よい意味でブドウは溌剌としていて、ごそごそする印象は減ってきました)いよいよ本腰をいれて飲むか、とあわせたのが、デパ地下の肉のお惣菜盛り合わせ。
この日選んだのは、コンビーフのポテサラやサラミががっつり塩がきいていて味が濃い、シャリュキュトリーというよりも酒の肴。日本酒のカップ酒片手にかじるようなおつまみのサラミの雰囲気のある味付けです。
ちょっとくどいような味付けに見事にあうんですよね。あくの強いおっさん二人が居酒屋で飲んでて意気投合、みたいな雰囲気です。(言い方・・・)軽くて上品な赤をあわせていたらたぶん負けてたなと思います。
このお肉盛り合わせは千駄ヶ谷の塚腰というお店のものですがコンビーフがとくに美味しかったのでまた買いたいです。お肉に添えたつぶつぶマスタードも甘口でよし。
ダリオのRosso2019-2020、また一年後に出会いたいなあ
それではみなさまも素敵なワインとの時間を
ではまた
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名前:#Vino Rosso
ヴィンテージ:2019-2020
生産地:#フリウリ
つくり手:#Dario Princic
主な品種:#メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン
インポーター:#テラヴェール
香り:クランベリー、ブラックベリー
味わい:果実味、くちあたりが少し暴れている、すっきりまろやかな余韻
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