久しぶりにお天気の崩れた週末の夜、みなさまいかがお過ごしですか?
わたしは息子を朝から予防接種につれていったりとばたばたすごしておりました。
さて今日は先日、鍋と飲んで印象的だったワインを。
魚介の鍋が美味しい季節に
魚介と野菜の出汁で作る鍋がひたすら好きなんですが、そんな鍋にぴったりなワインがみつかりました。Denis MontanarのFriulano Sandrigo2018です。
超有名つくり手さんが大勢いるフリウリのなかでもひときわ光る存在感を放つデニス・モンタナールですが、個人的にはバランス感のある味わいとしんみりするような落ち着きに心惹かれるつくり手さんです。安定感もあるし、じわじわ美味しいので安心感もあります。
ホタテと白菜の繊細な出汁感となじむワインのうま味
ワインをいただいた日の食卓はホタテと白菜を蒸し煮にしたものに豆乳を加えた鍋。
ホタテは野付の大粒のものを贅沢に鍋にしていただきました。ホタテと白菜、どちらもさっぱりとはしていますが、滋味深い味わいの出汁です。それを損なわずにいただけました。
ワインだけで味わっても、爽やかな柑橘に、じっくりとしたうま味でなかなか落ち着かせてくれるワインです。
このつくり手さんの上級のものはさらに美味しく味わい深いのですが、やはり静かな佇まいは共通していて、落ち着きのある味わいです。これがつくり手さんの個性なのかなと思いました。
徹底して自然にこだわるつくり方
インポーターさんのつくり手ページを読んでいると、自然派のつくり手さんのなかでもより厳密な手法を採用されてワインをつくっているようです。収穫も製造過程もすべて手作業、そして畑は6年に1度休ませるという徹底ぶり。
そういうものが見て分かるが、キャップシールをではなく、限りなく自然に近い昔ながらの方法であるロウ質でコルクが覆われています。
これ、抜栓するときにワインに落ちそうになってちょっと困るんですがw
この静かで味わいもこういう作業の積み重なりでできているのかと思うと、荘厳な気持ちになりますね。他のワインもそうですが、1滴も無駄にはできないなとしみじみ思いました。
それではみなさまもワインとの素敵な時間を
ではまた
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名前:#Friulano Sandrigo
ヴィンテージ:2018
生産地:#フリウリ #アキレイア
つくり手:#Denis Montanar
主な品種:#フリウラーノ
インポーター:#テラヴェール
香り:レモン、オレンジ、白い花、
味わい:バランスのとれた酸と果実味、さりげないタンニン
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