みなさまいかがお過ごしですか?
わたしは優雅にホテルステイを楽しんでおります、といいたいところですが、イヤイヤ真っ盛りの2歳児をつれてくると贅沢してつけたクラブラウンジなども戦場と化しますね。(白目)
さて今日は、すばらしいドルチェットのお話を
ちょっと前にいただいたドルチェットが並々ならぬものだったので残しておきたかったのです。だってバローロのつくり手の名手Bartolo Mascarelloのドルチェットなんですもの。
ドルチェットって庶民向けの気がしていたのですが、この方が手掛けると、なんとのびやかで美しいことか。手編みの美しいレースの様に繊細で美しい余韻が続きます。
こちらのつくり手さんのバルベーラの交響曲のような余韻(何層にも香りや味わいが重なっくる)に感動したことがあります。
それについてははこちらの記事で
まだドルチェットもそんな感じなんですよね。
最初はドルチェットらしいチャーミングな果実味のアタックから、その余韻がなんと複雑素晴らしいことか。
バルベーラはブドウ自体がしっかりした味わいなので重厚な味わいと香りでバイオリンとかコントラバスなどの弦楽器の音の重なりのようなハーモニーを感じます。
ドルチェットの場合は使う楽器が違って、フルートを主体としたオーボエもまじった管楽器の鳥のさえずりのようなハーモニーです。
この余韻の変容の美しさがBartolo Mascarello節なんでしょうか。
こちらは下北沢のPeroさんでいただきました。(いろいろ飲み散らかした日だった)
いつかバローロにもお会いしたいです(のんでるかもしれないけれども)
それではみなさまもワインとの素敵な時間を
ではまた
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名前:#Dolcetto D’Alba
ヴィンテージ:2018
生産地:#ピエモンテ
つくり手:#Bartolo Mascarello
主な品種:#ドルチェット
インポーター:#ヴィナイオータ
香り:フレッシュなクランベリー、赤すぐり、森の下ばえ
味わい:軽い酸を感じるアタック、しっかり果実味、濃やかなタンニン、長めの余韻
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