ワイン

ビリヤニと相性ぴったりな秘密のバラの香りのワイン

お天気の良かった11月の木曜日の夜、みなさまいかがお過ごしですか?

わたしは週末の旅行がなくなったのでひたすらつらいです。

なので、飲みます、では飽き足らず、息子を寝かしつけてから禁断のUbereatsです。

世の中便利になりましたよね。ちょっと遠くの名店のごはんがワイン飲んでる間に運んできてくれるなんて・・・

さて、今夜わたしが頂くのは・・・エリックサイウスマサラのビリヤニセンターのサバのビリヤニ。最近のビリヤニブームを牽引しているお店の代表格(自分調査)です。

器にもよそわず、豪快にこのまま失礼いたしますっ!

ここのビリヤニが美味しすぎてUbereatsを封印していたのですが(アプリ消した)なんか悲しすぎてアプリを再ダウンロードしてしまいました。久しぶりだったせいか1000円クーポン使えたしw

スパイスが染みこんだ力強くふんわりとしたバスマティライスの愉悦

ビリヤニって素を買ってそのまま作ればうまくできるのですが、アレンジすると失敗してしまうややこしめメニューです。自分で失敗すれば失敗するほど、お店の完成された味の尊さが増すというところにもヤバさがある食べ物でもあります。

エリックサイウスのビリヤニはコメの芯のところまで香ばしいスパイスが染みこんでる感あって素晴らしいのです。軽いバスマティライスの食感とあいまってつい食べ過ぎてしまう恐ろしい食べ物です。

謎めいたバラの香りがするワイン

で、ワインはなにを。。。というと、ピエモンテの土着品種の主なものはちゃんと飲もう運動をしているわたしの手持ちあったのはルケというぶどうで作られたワイン。Luca FerrarisのRuche Di Castagnole Monferrato Vigna Del Parroco2016です。

薔薇の香りがするということで非常に興味をそそられて買ってみたのですが、今回あけたものは素晴らしく香りが華やかでエキゾチック。香りの好き嫌いはわかれると思いますが果実味のやわらかさから飲み心地もよく、なかなか素敵なワインでした。

バラの香りが大好きなので、ばら展や公園のバラはかたっぱしから匂っているせいか(変態)バラの香りにはうるさいのですが、こちらはバラというよりゼラニウム的なもっと濃厚で青みの強い香りがしました。ちょっと薬草感もあるエキゾチックさをもった神秘的な香りです。

さてビリヤニとの相性は・・・

ペアリングに中華などエスニックとあったので、思い切ってビリヤニをあわせましたが、けっこうこれがいい感じでした。

スパイスとハーブの香りが謎の相性のよさをみせ、かつ甘みのある果実味が辛味をやわらげてくれる感じでした。サバの臭みもハーブのおかげかまったく感じず、しっかりしたタンニンが流してくれる感じです。

食べ物というよりこのワインとあうものがあるとすれば

「薔薇の名前」というウンベルト・エーコーの小説がありますが、そんな中世の物語と楽しみたいような素朴かつ神秘的な香り高いワインです。原作はハードルが高いので映画版か、中世の修道士の世界観を味わいたいのであれば青池靖子という漫画家の「修道士ファルコ」シリースがとてもおすすめです。もしくは14世紀ぐらいまでのイタリアの絵画の図録を見ながら夜更かしの友としたいワインですね。

それではみなさまもワインとの素敵な時間を

ではまた

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名前:#Ruche Di Castagnole Monferrato Vigna Del Parroco
ヴィンテージ:2016
生産地:#ピエモンテ #カスタニョーレモンフェッラート
つくり手:#Luca Ferraris
主な品種:ルケ
インポーター:#稲葉
香り:ゼラニウム、バラ、ハーブ、
味わい:まったりとした素朴な果実味、やわらかいタンニン、余韻しっかりめ
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