ワイン

くせになる土着品種グリニョリーノ

外をはや足で歩くと暑いぐらいだった11月の火曜日の夜、みなさまいかがお過ごしですか?

わたしはいろいろと調整が難しい日で思いがけないアンラッキーもありでしたので、まあ景気づけに美味しいワインをいただこうかという日でした(またもやアクロバティックに飲む口実をw)

わたしの身に起きるアンラッキーな出来事はすべて美味しいワインを飲む口実でしかない、ぐらいの勢いで生きていきたいと思いますw

さて、今日美味しいワインは

Maurizio FerraroのSolo Rosso2018

そしてTrincheroのGrigno Trinchero2016

どちらもピエモンテの自然派のつくり手さんで、どちらもこの地方の土着品種グリニョリーノのワインです。

そもそもTrincheroのGrigno2016が美味しすぎた

Trinchero(トリンケーロ)はピエモンテの自然派といえば的なつくり手さんです。自然派好きには一定のポジションを確立した感のある、大御所的な存在と勝手に捉えておりますが、個人的にも愛着があって折に触れては愛飲しているつくり手さんです。

土着品種のなかでもマイナーといってもいいグリニョリーノをTrincheroで飲んでとっても美味しかったので他のつくり手さんでも試してみたかったんですよね。

ほら、Trincheroだから美味しいのか、どうか知りたくなるではないですか。

で、今回はMaurizio FerraroのSolo Rosso2018を飲んでみる

そしてTrincheroのGrigno のなかでも仕上がりが特にいいという2016を飲み比べしました

Maurizio FerraroのSolo Rosso2018も負けずに美味しい

結局のところ、どっちも美味しい、それぞれ違うけど、おいしいいっという結果に・・・

若干予想していましたが、なんのために何を比較したかったのかわからんという結果にあいなりました・・・(仕事でやったらめっちゃ怒られるやつ)

よりベーシックなワインの味わいが好きなかたはTrincheroで自然派ののびやかさが好きならばMaurizio Ferraroが好みなのではないでしょうか。

TrincheroのGrigno2016は、もう端正としかいいようのないストラクチャーのなかにグリニョリーノの良さがでていて、Maurizio FerraroのSolo Rosso2018は何かに収めようとはしない感じの素朴な良さのなかに品種の良さがでている感じです。

いち酒飲みとしては、どっちも美味しいっ、以上でしかないです(雑でごめん)

でもあれですね、Trincheroはちょっと背筋をのばした感じのフォーマルさを求めたいときにいけて、、Maurizio Ferraroは、疲れはてたわたしにだらしなさも許容してくれるやさしい存在というところでしょうか。。。

でもね、TorincheroのGrighoはキムチとかジャンクさにも負けないで受け止めてくれる謎の懐深さがあるんですよね・・・

まあ、どっちが美味しいとかそもそもいわなくていい話なんですが、品種が美味しいかという話より、作り手の個性のほうが強くて、それをどうこうしゃべってみましたという感じでした。

この日の夕食はというと・・・

・ゆで豚(パルシステムの切り落とし)とほうれん草ケイパーと生姜のソース

・マッシュルームと舞茸のソテー、トリュフブッラータ添え(コスパよし花畑牧場)

・赤かぶのマリネ

・残り物のパテと自家製ピクルス

でした。

可もなく不可もなくちゃんとワインにあうメニュー。(グリニョリーノは個性のわりに意外とあわせられるレパートリーが広い)

結局グリニョリーノはどうなん?っていう話にすると

・つくり手をちゃんと選べばカジュアルからフォーマルまでいける

・個性的な割には軽やかさもあって、広くいける感じ

・特にキムチとかケンタッキーとかジャンクなものでも受け止めてくれる強さがある

という感じで若干強引ながらまとめておいて、また違うグリニョリーノを味わって品種の捉え方をブラッシュアップしていきたいと思います。

いつも以上にマニアックでしたねw

ではみなさまもワインとの素敵な時間を

ではまた