晴れやかな日がつづいている土曜日の夜、みなさまはいかがお過ごしですか?
わたしは久々にワインのテイスティング会にいってきたのでとってもハッピーです。最近仕事と育児の隙間にいかにワイン時間を挟んでいくかということしか考えていないような気がしていますw
さて、今日は家での一人のみであけたワインと手早く作った時短レシピの話を。
贅沢にあさりの酒蒸しに今日飲むワインを使う
前日の鍋に入れるだけ牡蠣のアヒージョに続き、本日も鍋に入れるだけのアサリの酒蒸しです。それにバケットを添えて、あと赤かぶのマリネだけの、かまわぬ一人飲みメニュー。(息子は寝た)
今日はこの日にあけたワインを贅沢に(といってもビビりながらいれているこの手つき)入れて、口があいたら少しの塩とディルを投入。
これで酒の肴になってくれるなんてなんと素晴らしいことか。
日本の庶民の食卓にあわせやすさ抜群の、じんわり系白
大体のところ、飲むワインを料理にしっかり使うとその料理との相性がよくなるのですが、酒の一滴は血の一滴的な思想に汚染されているため(言い方・・・)もったいないセンサーが発動してしまって、なかなか難しい場合が多いです。
今回は、ピエモンテの自然派の白を豪快に(でもけちっている手元)使ってみました。
今日抜栓したのはMaurizio FerraroのSecondo Me Bianco2021です。
あけた瞬間の飛ばしてる感じの揮発臭。とりあえずガン飛ばして威嚇してくるようなヤンキーのような趣さえ感じる(どんな・・・)揮発臭です。インポーターさんのサイトを見ると自然派の中でもかなり硬派なスタイルの作り手さんなだけありますね。
最初飛ばしているのに、じわっと染み入るようなエキス感たっぷりの飲み口。。。アジェーノやトリンケーロの白を思わすような肉厚で地味深い飲み心地です。(しかしアロマティックさはそこまでない)より素朴で骨太さを感じます。
自然派の白をお好みの方にはぜひおすすめしたい白ですね。
出汁には出汁の法則
あさりはうま味感たっぷりですが、そのうま味とこのワインの出汁のようなエキス感がとてもマッチしました。うま味であわせる感じのペアリングでなかなかでしたね。
京王井の頭線の駒場東大前駅ちかくのセレブパン屋ルソールの端っこまで見事に味わい深いバケットとあわせてもとてもよかったです。
けっこう個性の強いワインですが、うまみアプローチであわせる料理とのペアリングが広がるタイプのワインでしたね。
それではみなさまも素敵なワインとの時間を
ではまた
——————————————————
名前:# Secondo Me Bianco
ヴィンテージ:2021
生産地:#ピエモンテ #モンフェッラート
つくり手:#Maurizio Ferraro
主な品種:シャルドネ、グリニョリーノ
インポーター:#テラヴェール
香り:揮発臭、熟れた柑橘、初日から豆が奥底に
味わい:エキス感、しっかりタンニン
——————————————————-