11月にはいってしまった火曜日の夜、みなさまいかがお過ごしでしたか?
わたしはひっさびさに大好きなお店、吉祥寺のヴィネリアハーベストさんにお邪魔しました。
夫の鎌倉さんがシェフで、奥様のふみさんがソムリエで、ここでしか味わえない、自然派イタリアワインとお二人の故郷の長野の食材やアレンジがきいたイタリアンのペアリングがいただけます。
今回の訪問では前菜とパスタのみさくっといただいたのですが、ワインがまた素晴らしかったので前後編にわけて(しつこい)お話しようと思います♪
前菜はサバと里芋のテリーヌ
見た目からして美味しそうですが、はい、美味しいです。里芋のむっちり感とサバがとってもあって、しっかり食べ応えがある前菜です。
バルサミコソースをちょこちょこつけて食べる感じでした。里芋とサバの組み合わせ、マネしたいなと思うのですが、里芋の皮をむくのが面倒で。。。。なのでまたこちらでいただこうと思います(おい)
寝かせたワインは美味しくなるのですね
今日、この前菜とあわせたのはMentiのMonte del Cuca 2017です。
Mentiはヴェネトの土着品種、ガルガーネガのワインです。
何度も飲んだことがあるのですが、ミネラル感に独特の清涼感があって、繊細な日本の食材ともあうフレッシュなワインの印象。
Monte del Cuca は平均樹齢40年のブドウから作られる、中堅?の味わいのするワインです。古木までいかなくともそこそこに熟成感を感じられるような。
さらにこの日いただいたワインは、お店のセラーで少し寝かせていたそうで、今出回っているのは2020年のものなので、それより3年古いヴィンテージ。
こうやって寝かせているせいか、どこか角がとれてスムースかつしっとりとした熟成を感じます。
ワインの自家エイジングは本当に楽しいですね。わたしは家でワインをおいて置ける感じではないので、お店が独自に寝かせたワインをいただくのはとても楽しいです。
独自エイジングワインのすすめ
レストランでなくても、ネットショップなどをよくよく探してみると、そのショップならではの現行で出回っているワインよりも古いワインをみつけることがしばしばあります。
お店の管理状態などによって、寝かせていて美味しいかダメになっているか、天国と地獄ぐらいに差が出るのですが、一度大丈夫そうな店をみつけてしまうと選択肢が広がってとても楽しいです。
個人的に目を付けているのは、ネットショップ専業で、田舎に倉庫をもっている会社です。店の棚においているとどうしても劣化しますが、品質管理が行き届いた倉庫(田舎だと土地が安い)をもっているところがねらい目のような気がしています。
理想的には家にワインセラーをもって、といきたいとことですが、それができない場合にはこういう選択肢もあるのではないかなと思いました。
また、ヴィネリアハーベストさんのように、独自にワインを保存されていお店で楽しむのもいいですよね。
たくさんある世界中のレストランがそれぞれに素敵なワインを寝かせているを持っていると思うと、なんだかワクワクしてしまいます。
みなさまも素敵なワインとの時間を。
ではでは。
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名前:#Monte del Cuca
ヴィンテージ:2017
生産地:#ヴェネト
つくり手:#Menti
主な品種:#ガルガーネガ
インポーター:#ラシーヌ
香り:オレンジの皮、レモンの皮、少しナッツ
味わい:さっぱり、ミネラル、わりと果実感、ふわっと軽めの余韻
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