ワイン

長年愛するPacinaのスペシャルなワインを飲んでみる

そろそろ週末は何してなに飲もうかと考えだす木曜日、みなさまいかがお過ごしですか?

わたしは夜に仕事の飲み会だったので今日はワインのネタのみで。

少し前に飲んだワインで語りたかったのに語れなかったワインを。

下北沢のワインショップの角打ちペロウさんでいただいたPacinaのPachna Rossoです。

Pacinaというつくり手さんはもう10年ぐらいずっと家のみでお世話になっております。

il secondというセカンドラインを主に飲んでいて(17年からDonescoという名前になりましたが)当初はめちゃくちゃ当たり外れが大きいワインだと思っていました。

同じヴィンテージを3本買ってもそれぞれの瓶差がすごいんですよね。激ウマすぎて本当にお前2000円代のワインかっ!と夜中の台所で叫びそうになったこともあるのですが、ああ、はずれたな。。。とか思ったりと、当たれば天国はずれれば地獄的なジェットコースター感のあるワインでした。

Donescoになってからはぐっと安定感がでたような気がしていています。素朴なところのあるキャンティなのは変わらず、そこをこよなく愛しています。

あまり上級ラインを飲んだことがなかったのですが、今回出会ったPachna Rossoは特別な年の特別なワインにしか名付けられない名前だそうです。

とてもしっかりしているのに、スムースでチャーミングな印象で、凝縮感ありつつ蛇苺のフレッシュな香りで、じわっと口に残るこまやかなタンニン、わずかに血のような味を感じます。

ものすごく上等のサンジョヴェーゼなんですが、よい意味で野性味もあるんですよね。

この前に飲んだグラスがRadiconのRibolla3781だったのですが、存在感としてはまったくひけをとらない感じでした。(思えば贅沢な体験をした日だった)

過去の写真を探していると、わたしPachna Rosso、前に飲んだことあるんですよね。。。(2018年2月)この時は果実味の印象が強かったことがかろうじてのメモに残されていました。

いや、こんなのはじめてーとかいってるくせに、飲んだことあったという、いつものパターンでした・・・

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名前:# Rosso Pacina
ヴィンテージ:2016
生産地:#トスカーナ
つくり手:#Pachna
主な品種:#サンジョヴェーゼ
インポーター:#ヴィナイオータ
香り:蛇苺のようなフレッシュ、すこし血
味わい:スムース、凝縮感のある果実味、じわっと口に残るこまやかなタンニン
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