ワイン

日本酒とイタリア赤白並べて飲んでいろいろ思う

10月のきもちいい夜風を感じる日曜日、みなさまはいかがお過ごしですか?

わたしは2歳の男子君を公園に連れて行って遊びまわったのち、おむつを替えにトイレに入った入ったときに、自分のをひっぱりながら、ママ、ちんちんないよね・・・と真剣な顔でいわれて、おお、もうそのあれこれについて語らなければならない時が来るのかとなかなか複雑な心境になりました。

今日はそんな気持ちを晴らすべく?三種混合(ワクチンかよ・・・)で先日からあけていたワイン赤白と配偶者が飲んでいる日本酒を飲みながらの夕食でした。

赤は抜栓4日目のMatteo CorreggiaのRoero Rosso 2018(ピエモンテのネッビオーロ)

白は抜栓2日目のPalazzo TronconiのFregellae2018(ラツィオの土着品種パンパネッロ他)

日本酒は姫路の八重垣(火入れ)

これらと一緒にいただいた夕飯のメニューは

・ぶりのたたきのカルパッチョ

・花畑牧場のトリュフブッラータとマッシュルームといちじくのサラダ

・栗と鶏むねのローズマリー風味のグリル

・パニフィーチョビビアーニのパン

でした。

こういう微妙に和の匂いもしつつもイタリアン?な感じに一番フィットするお酒は?というと日本酒の八重垣なんですよね・・・

あぶったぶりにはもちろん、ブッラータのサラダにもばっちりあってくれました。日本酒のうま味と少し熟成感のある味わいがチーズや鶏肉とも好相性。

なのに四合瓶(720ml)で1400円ほど。。。

今日あけたイタリアの赤は3000円弱、白は4000円ほどです。

しかもこの二つはすべての料理には相性が合うわけではない・・・

じゃあなんで倍以上のお金払ってワイン飲むのって話になるわけですけれども、これだけはクリアに言えるんですが、そのお酒をつくった文化や土地に個人的なリスペクトがあるからですよね。

その土地の素晴らしい美術や建築に直接触れて皮膚がびりびりするように美しさを全身で感じた経験、その土地で育まれたものの美味しさに身体で触れた感覚。

それは時間がいくら経っても消えないもので、自分の身体に刻まれているような気がします。その痕跡を刺激するような気持ちと、さらにその理解を深めるため、または新しい時の経過を感じるために身体にワインを少しづつ注ぐような気もしています。

ちょっとめんどくさい話はここまでにして、ワインの話をつづけると、

赤は抜栓4日目のMatteo CorreggiaのRoero Rosso 2018(ピエモンテのネッビオーロ)は4日目にしてなんてこなれ感・・・

イタリアのミラノ空港ですれ違うイタリアのおじさまのシャツとデニムの着こなしが素敵すぎてガン見してしまう感じで、ラフなのにこなれてます。

白は抜栓2日目のPalazzo TronconiのFregellae2018(ラツィオの土着品種パンパネッロ他)なぜか、あなた2日目にしてむっちりセクシーな樽香でてきた。。。味わいパイナップル感もでてきてとってもセンシュアルです。

いろいろと思いにふけっていたらこんな時間です。

みなさまも夜更かししすぎないぐらいに、すてきなワイン時間を。